首里・那覇方言音声データベース

品詞別索引:接尾辞

語彙数:190

121.ハンスン(接尾辞)[3]…しそこなう。…しそびれる。…する機会を失する。…し損じる。イチェーハンスン iceehaNsjuN (会いそこなう)、トゥイハンスン tuihaNsjuN (取りそこなう)、イーハンスン iihaNsjuN(射損じる)、イーハンスン iihaNsjuN(言いそびれる) など。
122.(接尾辞)…の階層の者。…の階層の人たち。また敬称ともなる。様。アジビ azibi[按司部]、ウェーカタビ weekatabi[親方部]、ウミナイビ uminaibi[思姉部]など。
123.ビチー(接尾辞)べき。文語的な接尾辞。カチビチー クトゥ kacibicii kutu(書くべきこと)、 iriibicii 'jaN.イリービチー ヤン。(入れるべきである)など。
124.ビチェー(接尾辞)相当。…に相当する・…に匹敵する・…に代わりうるの意を表わす。<フィチュン。
125.ヒャー(接尾辞)昔の、按司の家来の役名。「往昔諸在郷の地頭村頭抔の称呼なり…今の山当(山林監視官)を昔は山ノヒヤーと呼べりとかや(南島八重垣) 」姓のあとへつけて、たとえば ムラバルヌヒャー murabarunuhjaa [村原の比屋](組踊り「大川敵討」の登場人物)、ドーヌヒャー doonuhjaa[久米島の堂の比屋]のようにいう。-ヒャ -hjaa の上には ウヒャー uhjaa[大親]という役名もあった。
126.ヒュー(接尾辞)俵。-ピュー -pjuu、-ビュー -bjuuともなる。
127.ビレー(接尾辞)付き合い。また、仕えること。<フィレー。Hwiree 。ドゥシビレー dusibiree(友だち付き合い)、トゥナイビレー tunaibiree(隣との付き合い)、シトゥビレーsitubiree (姑への仕え方)、ヲゥトゥビレー 'utubiree (夫への仕え方) など。
128.(接尾辞)分(ぶ)。10分の1 の分量を表わす単位。イチブ icibu(1分)、グブ gubu(5分) など。
129.ファク(接尾辞)箱の数を数えるときにいう。チュフヮク cuhwaku、 タフヮク tahwaku 。
130.ファニ(接尾辞)鳥を数える接尾辞。一羽。チュファニ cuhwani(一羽)、タファニ tahwani(二羽)イクファニ ikuhwani (何羽) など。
131.ブイ(接尾辞)ぶり。-フーナー -huunaa ともいう。ウフッチュブイ uhuQcubui(おとなぶること)など。
132.フィジャミ(接尾辞)[2]…をへだてるもの。…をへだてた隣。クビフィジャミ kubihwizami (壁をへだてること。壁一つへだてた隣) など。
133.フィチ(接尾辞)匹。‐ピチ -pici、‐ビチ -biciともなる。イッピチ iQpici(一匹)、ニフィチnihwici(二匹)、サンビチ saNbici(三匹) など。
134.フィル(接尾辞)[2]尋。チュフィル cuhwiru(一尋)、タフィル tahwiru (二尋)など。
135.フーナー(接尾辞)[2]〜ふり。〜まね。〜真似などの複合語をつくる。
136.ブサン(接尾辞)たい。…したい。動詞の「連用形」について希望の意を表わす。イチブサン icibusja N (行きたい)、ミーブサン miibusjaN (見たい) など。
137.フシ(接尾辞)[1]かつお節を数える単位。チュフシcuhusi (かつお節一本)。タフシ tahusi (かつお節二本)。[2]かつお節の種類をあらわす。
138.ブックヮ(接尾辞)ふくれたところ、かたまったところなどの意を表わす。
139.ブラーリ(接尾辞)不足。ティーブラーリー tiiburaarii(手不足)、カミブラーリ△kamiburaari(栄養不良)、クンチブラーリ kuNciburaari(根気不足) など。
140.フン(接尾辞)本。本数を数える接尾辞。イップン iQpuN (一本)、ニフン nihuN (二本)、サンブン saNbuN (三本) など。
141.フンデー(接尾辞)[2]放題。
142.マー(接尾辞)密にある意の接尾辞。キーマー kiimaa.( 毛深いこと、毛深い人) 。
143.マージ(接尾辞)王の使用する馬場の意か。テーラマージ teeramaazi (平良馬場)、シチナマージ sicinamaazi(識名馬場)の二か所がある。
144.マシ(接尾辞)田の枚数を数える時の接尾辞。チュマシ cumasi (田一枚)、タマシ tamasi (田二枚)、イクマシ ikumasi (田何枚)など。あぜを数える時には‐チリ -ciri という。
145.マジン(接尾辞)束。稲・たきぎなど、束ねたもの・積み上げたものを数える時にいう。チュマジン cumaziN (一束)、タマジン tamaziN (二束)など。
146.マディー(接尾辞)失って惑う意を表わす接尾辞。ウヤマディー ujamadii (親を失うこと)、ヤーマディー 'jaamadii(家を失うことまたは、道に迷って家を見失う帰り道がわからなくなることにもいう。)、イーチマディー iicimadi (窒息)など。
147.(接尾辞)[1]目。順序を表わす。ユドゥミ 'judumi(四度目)、ルクデーミ rukudeemi (六代目)など。[2]匁。もんめの略。ヒャクミ hjakumi(100 匁)、ヒャクルクジューミ hjakurukuzuumi(160 匁)など。
148.ミカスン(接尾辞)擬声語・擬態語につき、…という、…という音を立てるの意を表わす。ドゥサミカスン dusamikasjuN(どしんという音を立てる)、ユタミカスン 'jutamikasjuN (ゆらゆらさせる)、ヒヤミカスン hijamikasjuN (えいっと言う) など。
149.ミシェーン(接尾辞)お…になる。…なさる。…される。「連用形」(または「連用形」から末尾の イ Iを除いた形)に付き、尊敬の敬語を作る。なお、‐ンシェーン -NSeeN の項参照。
150.ミシリ(接尾辞)…しやがれ。ミシレー -misiree ともいう。ユミミシレー 'jumimisiree (読みやがれ。ユディ ミシレー 'judi misiree.(読んでみろとは別)、トゥイミシレー Tuimisiree(取りやがれ)、イチミシリ icimisiri(行きやがれ)など。

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