首里・那覇方言音声データベース

品詞別索引:接尾辞

語彙数:190

1.アガナー(接尾辞)-aciinaa と同じ。その項参照。ユマガナー 'jumaganaa (読みながら)、サガナー saganaa (しながら)、ウムヤガナー umujaganaa (思いながら)。
2.アギーナー(接尾辞)…しながら。…しつつ。同時に動作を進行させる意を表わす。< -アギユン -agijuN.-ガチー -gacii ともいう。-アチーナー-aciinaa の項参照。アッチャギーナー △aQcagiinaa (歩きながら)、ユナギーナー △'junagiinaa (読みながら)、サギーナー sjagiinaa (しながら)、ウムヤギーナー umujagiinaa (思いながら)など。
3.アギーン(接尾辞)…しつつある。…している。アギユン -agijuN と同じ。
4.アギユン(接尾辞)…しつつある。…している。進行の意を表わす。-アギーン -agiiN ということが多い。ふつう動詞の「終止形」からウン uN を除いた形に付く。ユムン 'jumuN (読む)ユマギーン。'jumagiiN (読みつつある)など。
5.アグヌン(接尾辞)あぐむ。できずにもて余す。-アグムン -agumuN と同じ。
6.アグムン(接尾辞)あぐむ。できずにもて余す。-アグヌン -agunuN ともいう。アッチ アグムン aQci agumuN (歩きあぐむ)、シーアグムン siiagumuN (しあぐむ)など。
7.アタイ(接尾辞)[2]係。-タイ -tai ともなる。コーサクアタイ koosakuatai (農事係) 、ヤマタイ 'jamatai (山林係)、ハナタイ hanatai (王室の接待係の少年)、kuratai クラタイ(王室の倉庫係)など。
8.アチーナー(接尾辞)…しながら。…しつつ。同時に動作を進行させる意を表す。アガナー -aganaa、アギーナー -agiinaa ともいう。-agiinaa△ の項参照。
9.アッチャー(接尾辞)歩く人・旅行する人などの意。ヤンバルアッチャー。'jaNbaruaQcaa。よく山原へ行く人。ヤマトゥアッチャー。'jamatuaQcaa。よく日本本土へ旅行する人。
10.アビユン(接尾辞)ます。…します。話し相手に対する丁寧の敬語。-アビーン。-abiiN ということが多い。ヲゥン 'uN (いる)と複合した動詞(すなわち一般の動詞) に付く時には、その〔終止形〕からウン uN を除いた形につく。カチュン kacuN(書く)→カチャビーン kacabiiN (書きます)、トユン tujuN ( 取る) →トゥヤビーン tujabiiN (取ります)など。ヲゥン 'uN (いる)、アン aN(ある)、ヤン 'jaN(だ) などに付く時には末尾のN を除いた形に付き、ヲゥヤビーン 'ujabiiN、ヲゥイビーン 'uibiiN(います)、アヤビーン △ajabiiN、アイビーン。aibiiN (あります)、ヤヤビーン'jajabiiN、ヤイビーン 'jaibiiN(です) のように、-ヤビーン。-jabiiNもしくは-イビーン。-ibiiNとなる。形容詞の場合も同じくトゥサンtuusaN(遠い)→トゥーサヤビーン tuusajabiiN、トゥーサイビーン tuusaibiiN (遠いです) のようになる。
11.ウサキーナーナー(接尾辞)ずつ。それに強調の終助詞-ナーがさらにつき全体に意味が強調される。
12.ヲゥーイ(接尾辞)[2]折。ころ。時期。ユーバンヲゥーイ 'juubaNuui (夕飯の時分、晩飯時)、タチヲゥーイ taciuui (婚期、とつぐ時期)など。
13.ヲゥーキ(接尾辞)[2]桶に一杯・二杯などと教える時にいう。チュヲゥーキ cuuuki 、タヲゥーキ tauuki など。
14.(接尾辞)ほど。
15.カー(接尾辞)程度のはなはだしいさまをいう。シッタイカー siQtaikaa ( びしょぬれ)、カキカー kakikaa ( 欠けたところだらけ)、ヤンディカー 'jaNdikaa ( こわれたところだらけ) など。
16.カー(接尾辞)辺。あたり。アリカーarikaa(あの辺)、クリカー kurikaa (この辺)、クマリカー kumarikaa ( この辺)、マーリカー maarikaa ( どの辺) など。あるいは‐リカー -rikaa.
17.ガーイ(接尾辞)相当・匹敵の意を表わす接尾辞。ジューニンガーイ zuuniNgaai ( 十人に匹敵すること)、ヲィキガガーイ 'wikigagaai(男に匹敵すること。男まさり) など。
18.カキ(接尾辞)切れ。包丁で切ったもの。チュカキ cukaki(一切れ)、タカキ takaki(二切れ)。菓子を数えるときによくつかわれる。
19.カサビ(接尾辞)重ね。チュカサビ cukasabi (一重ね)、タカサビtakasabi (二重ね) など。
20.カジ(接尾辞)ごと。たび。ごとに。たびに。
21.カタ(接尾辞)[1]方向。方面。方。アガリカタ agarikata (東の方)、シムカタ simukata (島尻方面)、スイガタヌ サムレー。Sjuigatanu samuree (首里の士族) など。[2]仲間。味方。
22.ガタ(接尾辞)…しそう。ふつう -ガター -gataa を多く用いる。まさにそのことが起ころうとしていること。シニガタ sinigata(死にそう) など。
23.ガター(接尾辞)…しそう。まさにそのことが起ころうとしているさま。マーユン maajuN の項参照。アミフイガター amihuigataa(雨が降りそう)、シニガター sinigataa(死にそう)、
24.ガタナサン(接尾辞)…し兼ねる。…し難い。(気を使うために)…しにくい。イチガタナサン icigatanasaN (行きにくい)、ワカリガタナサ 'wakarigatanasa (別れがたいこと)など。
25.カタミ(接尾辞)荷。かつぎ上げる荷を数える接尾辞。チュカタミ cukatami (一かつぎ)、タカタミ takatami (二かつぎ) など。
26.カチ(接尾辞)働くことに関係のある語の下につけ、反復の意を表わす接尾辞。ススイカチ susuikaci (ぞうきんがけ)、ホーチカチ hoocikaci(掃き掃除)、ユージュカチ 'juuzukaci(用足し)など。
27.ガチー(接尾辞)ながら。つつ。がてら。
28.ガナ(接尾辞)か。疑問を表わす語に付き、不定の意を示す。ヌーガナnuugana (何か)、ターガナ taagana (だれか)、マーガナ maagana ( どこか) など。
29.ガナ(接尾辞)限り。可能な限り。できるだけ。口語は ガナーシ ganaasi 。ティンヌ ウトゥガミヌ ミグルガナ ミグティ。tiNnu utugaminu migurugana miguti.[天の御咎目の めぐるがなめぐて(忠臣身替)]天のおとがめがめぐるだけめぐって。
30.ガナー(接尾辞)ながら。

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