首里・那覇方言音声データベース

カテゴリー別索引:地名

語彙数:652

601.ゥンナンミ(名詞)稲嶺。《地》参照。
602.ンジャトゥ(名詞)美里。《地》参照。
603.ンナトゥグヮー(名詞)港小。島尻の旧具志川間切にある港。
604.ンミー(名詞)嶺井。《地》参照。
605.アカチラ(名詞)地名。現在の若狭の海岸周辺。
606.アガリカチヌハナ(名詞)地名。玉城村字垣花。那覇市字垣花と区別していう。
607.アガリユマジリ(名詞)地域名。島尻郡の東側四つのマジリ[間切り]の総称。マジリ maziri [間切り]とは、市町村制以前の行政区画の単位のこと。首里城を中心として、ウフジャトゥ uhuzatu (大里間切)、サシチ sasici (佐敷間切)、チニン ciniN (知念間切)、タマグシク tamagusiku(玉城間切)の四つをさす。西側の地域にはシムヌナナマジリ simununanamaziri (下の七間切)といった。
608.アミク(名詞)地名。天久(あめく) 。現在の那覇市字天久。断崖下に拝所のサチフィジャー sacihwiaa[崎樋川] がある。
609.アンシンビラ(名詞)地名。天妃町にある坂の名。かつて安仙という医者が住んでいたことから、この名がついた。ハブジャカ habuzaka(蛇坂)とも呼ばれる。
610.イーヌヒラー(名詞)地名。辻の遊廓に行く途中にあった坂道一帯のこと。
611.イシジョー(名詞)[1]石製の門。[2]通りの名。イシジョードーリ isizoodoori ともいう。那覇市上之蔵から真教寺に行くようにして左側に入るとあった。戦前のもの。現在の久米1丁目から西1丁目と東町にあたる。人通りが多くにぎやかで、近世になると鹿児島から移り住んできた人たちの商店が立ち並んだ。
612.イジュンジャチ(名詞)[1]地名。泉崎。現那覇市泉崎の一地域。古くからの泉崎をさす。[2]地名。現在の泉崎。かつてのイジュンジャチと湧田、美栄橋と二中前の一部を加え、今いう那覇市泉崎となった。
613.イリンダカリ(名詞)地名。現在の住吉町三丁目付近の俗称。かつてのクグシクムラ Kugusikumura(湖城村)と ジーマムラ ziimamura(儀間村) の一部の人たちが住んでいた。
614.ウガンヌヒラ(名詞)地名。花城御嶽に上がるなだらかな坂。また、そこにある遊郭一帯のこと。
615.ウキンジュ ハインジュ(名詞)地名。拝所の名。受水走水。玉城村字百名浜川原。稲作発祥の伝説にまつわる有名な拝所で、岩間の溝がふたつあり、そこから流れる湧水の一方を受水、もう一方を走水と呼び分けている。その前方には沖縄の稲作の発祥地とされるミフーダー mihuudaa [御穂田]があり、受水からの湧水が注ぎ込む。
616.ウフシヌメー(名詞)地名。旧下泉町仲島。現在の那覇ターミナル構内にあるウフシ uhusi[大瀬]一帯をさす。かつては遊郭があった。
617.ウフジョー(名詞)門の名。地名。久米村を東西に二分する久米村大通りの、南口付近にあった大きな門。東西にあった門のうちの一つ。現在の泉崎橋陸橋付近にあたる。この大通りは竜身にたとえられ、大門ーは竜頭、北の入口のニシンジョー nisiNzoo[北門]は竜尾とされた。
618.エージ(名詞)地名。東風平町の八重瀬岳。その中腹にあるエージグシク跡には火神がいらっしゃるとされており、フンシー(風水)ではその方は火災をもたらす方角とされた。このため、旧上泉町ではエージに向けて火伏せのシーサー siisaa を置いていた。
619.ガーブーガー(名詞)川の名。那覇市の中央を流れる。
620.カイヤヌメー(名詞)地名。道の名。ウカイヤ[御仮屋](薩摩在藩奉行所)の前にあった大通りのこと。昔はここで那覇大綱引きが行われた。
621.カガンジ(名詞)地名。旧小禄村字鏡地。カガンジデークニ kagaNzideekuni (鏡地大根) の産地。
622.ガジャンビラ(名詞)地名。旧垣花集落から、儀間村にあった小禄台地へ登る坂道。糸満へむかうもの。
623.カタバル(名詞)干潟。地名。現在の那覇市前島2丁目付近。塩田で有名。かつてはそこでゥンマスーブ Nmasuubu(馬勝負)も行われていた。
624.カチヌハナ(名詞)地名。垣花。はじめは真和志間切の管轄であったが、1673年に小禄間切に編入された。儀間村と湖城村の一部をさして垣花といった。以後、那覇区の字名を経て、1903年に那覇市の垣花町となった。現在は軍用地となっている。
625.カラヤームイ(名詞)地名。那覇市国場の西側の丘のこと。カラヤーバル karajaabaru ともいう。沖縄で初めて瓦を焼いたことからこう呼ばれた。かつてはカラヤー karajaa (瓦屋)があった丘。
626.グシクダキ(名詞)地名。現在の那覇高校の向かいの丘。また、そこにある御嶽。航海安全を祈願した。
627.コーシヌミーマーチュー(名詞)地名。松尾の拝所付近をいう。神をまつってある建物の正面が木の格子だったのでこう呼ばれた。
628.サシケーシバシ(名詞)橋の名。那覇市松川2丁目にあるチャナジャチバシ canazacibasi[茶湯崎橋]の通称。安里川と真嘉比川の合流地点より、やや上流方の真嘉比川にかかる橋。
629.サチフィジャー(名詞)湧泉の名。拝所。那覇市天久の西海岸(現那覇新港東隣り)の樋川原にある。
630.サンモージ(名詞)地名。三文珠。石灰岩でできた丘で辻町の名所のひとつ。名護親方程順則、具志頭親方蔡温、泊の山田親雲上の三人の学者がここで国政を論じたことから「三文珠」と名付けられたという説がある。このあたりは墓地が多く、戦時中は防空濠としても利用された。現在「三文珠公園」がある。

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