今帰仁方言音声データベース

今帰仁方言音声データベースと『今帰仁方言辞典』

今帰仁方言音声データベースが全面的に依拠している仲宗根政善著『沖縄今帰仁方言辞典』(1983年,角川書店)は,方言学者仲宗根政善の方言研究の集大成であり,戦後沖縄の方言研究を代表する著作です。『沖縄今帰仁方言辞典』に収録されている方言は,仲宗根政善先生の故郷である今帰仁村字与那嶺の方言です。約1万8千語の見出し語とすべての用例にアクセント記号をつけ,主要な活用語には活用形と用例をあげるという緻密で詳細な記述をおこなっています。また,見出し語には,まず,かな表記を,次いで音韻表記をあげており,用例はすべてかな表記だけにしています。これはふるさと今帰仁村の人を始めとする一般の人に読んでもらえるようにという著者の配慮によってなされたものです。

辞典には標準語引き索引のほか,音韻(音韻と表記法について,主な音韻の特徴),動詞の活用,形容詞の活用,アクセントの型と語例の解説があります。また,付録として地名一覧,屋号一覧,与那嶺の屋号地図があります。今帰仁方言音声データベースでは,辞典の本文,標準語索引を中心にデータベース化し,地名一覧,屋号一覧も取り込んでいます。

【参考文献】

  1. 上村幸雄,1984.「仲宗根政善『沖縄今帰仁方言辞典』」(『言語研究』第85号。日本言語学会)
  2. かりまたしげひさ,1992.「仲宗根政善『沖縄今帰仁方言辞典−今帰仁方言の研究・語彙編』(『新沖縄文学』91号,沖縄タイムス社)
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